「サラダを作った」
簡単そうですが、英語で言えますか?
「ミーはサラダをクッキング!」とルー大柴さんみたいに答えたあなた!
ちょっと違います。
「料理をする」ので「cook」としてしまいそうですが、
「cook」は「火を使う」「熱を加える」調理をすることなので、
サラダのように火を使わない料理は「make」を使います。
一語一義で対応すると、日本語と英語は「言葉の持つ範囲」が異なります。
日本語だと、お刺身もハンバーグも焼き鳥も
「料理する」で違和感なく使えますが、
英語で言うときには「cook」で表現する料理と「make」で表現する料理があります。
日本と英語のちょっとした違いや概念、
しかも日本人にとても馴染んでいる「カタカナ」英語を
わかりやすく解説しているこの本は、
とても面白く読み進められます。
プロのアスリートが「スポーツをすること」も、
ミュージシャンが「演奏する」ことにも、
なぜ「play(遊ぶ)」が使われているのか?
など、好奇心をくすぐるお話も多数掲載。
異文化を知ることで、日本語を見直す知的好奇心も満たしてくれます。
【英語は「カタカナ」から学びなさい!】
西澤 ロイ著
英語は、「カタカナ」から学びなさい!: 読んでおもしろい勉強法 (知的生きかた文庫) | |
西澤 ロイ
三笠書房 2015-09-24 |