「なぜ日本人は英語力が低いのか」の広告を読んで…


facebookのニュースフィードにこのような広告が。

なぜ日本人は英語力が低いのか?
「なぜ日本人は英語力が低いのか?」と問いかけがあり、広告を読んでみました。

う〜ん…
納得できないことばかり書かれてあるので、私はこのDVDを買う気にはなりませんでした。

「外国人は…」と、十把一からげにしているところとか…
「なぜ外国人の鼻が高いのか?」とか(これも十把一からげ)…
「白人崇拝病が英語上達の妨げになっている」とか…

幕末や明治時代に、
日本のエリートたちが必死の思いで、英語を始めとする外国語の文献を翻訳してくれました。
そのお陰で日本の高等教育は母国語で受けられるようにしてくれました。

時代の大きな変化の際に、母国語で外国の文明を受け入れることをしない国では、
文明の進んだ国のことを、母国語以外で学ばなければなりません。

言葉(単語、文章)は、一対一で訳せるものではありません。
一つの単語でも、概念の範囲が異なることの方が多いです。

それまでの日本語に無かった言葉を、できるだけ日本語で理解できるように翻訳してくれたので、今の私たちはほとんどの学問を日本語で学ぶことができます。

先進国の文明を学ぼうとしても、母国語の語彙が少なければ、先進国の言葉を理解してから学ぶことになります。

日本では世の中の変化(開国)に柔軟に対応して、大和言葉や漢語を組み合わせることで、翻訳できました。

ですから、英語力が低くても相当なレベルの教育を母国語で受けることができるのです。

現代の私たちはその流れを汲んでいるので、ビジネス用語やネット用語が生まれても、カタカナ英語、つまり新しい日本語として理解できる教養を持っています。

とは言え、多くの外国人との交流が身近なものになっているので、コミュニケーションのツールとして英語力もアップする方がいいですね。

ハードな英語学習より、カタカナ英語から学んだ方が上達すると思います。
最近読んだオススメの英語学習の本はこちら

英語は、「カタカナ」から学びなさい!: 読んでおもしろい勉強法 (知的生きかた文庫)
西澤 ロイ 著

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スーッと英語の概念が頭に入ってくるのが嬉しいですし、内容がおもしろいのも魅力です。


「装力を制すれば人生を制す~チャンスをつかむファッションセミナー」政近準子さん(パーソナルスタイリスト創始者)をお迎えして


毎月、東京で開催されるウェブ心理塾のセミナーに、今月も行ってきました。

今回は

パーソナルスタイリストの創始者、
政近 準子さん( ファッションレスキュー代表取締役社長)をお迎えしてのセミナーでした。

テレビでもご活躍の、ウェブ心理塾の塾長 樺沢 紫苑先生も数年前は、服装に関しては無頓着だったとセミナー中にカミングアウトで、Before&Afterの写真を見て会場は大爆(苦)笑でした(笑)
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小野 江里子さん、 島 青志さんのBefore&Afterには、会場でフラッシュと拍手の嵐でした。

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すでに完成していると思われるエリーさんをも、

さらに突き抜けたステージに上げる力、

ファッションレスキューの方々のプロフェッショナル力に感激しました。

服装というものは、「好き」で着たり、
服屋さんの店員さんの「お似合いですよ」
で着るものではなく、
【「誰に」「どう」見せるか】を意識することが大切。

そして、
【装力(そうりょく)】を身につけるためには
日々の継続が大切だと学んできました。

 

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写真は、セミナー前に精一杯考えて着た装いです。

政近準子さんの立ち姿勢が素晴らしいですね。

小さい頃から母親に、
「あんたは何を着ても似合うわぁ〜」と、
褒められて育ってきた私です(笑)

何を着ても似合うんだったら…と、服装に関しては無頓着だった分野でしたが、ステージを突き抜けるためには【装力】をつけなければと、これから学んで実践すべき分野だと意識しました。

流行を追いかけるのではなく、TPPOSを意識して装うように頑張ります。

※TPPOS
(Time、Place、Occasion、Person、Social=時、場所、場面、人、社会)

ワークで丁寧、親切、分かりやすく教えてくださったファッションレスキューの
村井 正己さん、 中村 龍太さん、ありがとうございました。

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政近準子著

「チャンスをつかむ男の服の習慣」

チャンスをつかむ男の服の習慣
チャンスをつかむ男の服の習慣 政近 準子

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ファッションレスキューの公式サイトはこちら

http://fashion-rescue.com/



『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑著(サンマーク出版)


『読んだら忘れない読書術』樺沢紫苑著 サンマーク出版
読んだら忘れない読書術
私にとって本は宝物です。
小さな頃は、時間があれば、

または寝る時間を削ってでも本を読んでました。
漫画もなぞなぞの本も、

物語も私にとってはかけがえのない大切なものでした。

7歳上の兄がいたお陰で、

買ってもらった本と合わせると結構な数になります。

同じ本を何度も何度も読みふけり、

枕元には本の山ができるのが私の理想とする寝室です。

大人になって会社に勤めはじめると、

少年時代の読書週間はどこへやら。
きっと読書する余裕もなかったのかもしれません。
9年間の会社員時代、

電車での通勤時間はひたすら寝る時間でした。

会社員を辞めて自営業者になりました。
小さな頃の習慣は恐ろしいもので、

寝る前には活字を読まなければ寝られない習慣が復活しました。

通勤時間がない自営業者にとっては、

寝る前のひと時の安らぎは読書です。

ステップアップを図るため、

いろんな知識を得ようと、

必要な本はどんどん買いました。
好きな作家の本もどんどん買いました。

本棚にはキレイに本が並んでいます。

本棚イメージ

※写真はイメージです

ところが、

「あれはどこに書いてたっけ?」

「どこかで読んだような気がするけど、どこだっけ?」

とキレイに並んでいる本の内容を覚えていないことが多かったのです。

何度も何度も読み直して、

心の癒しを求めた本を、

「しばらく読まないでおいて、1年後にまた読もう。

あのドキドキ感が再び味わえる。」と、

わざと内容を忘れて新鮮な気持ちを味わうのも楽しみの一つです。

小説や娯楽物なら、それはそれで楽しいものです。
何冊も買わなくても、

同じ本で何度も楽しめるのですから。

「ためになる」
「自己成長のため」
「知識を増やすため」
このような目的の本も少なくありませんが、

私の好きな

「忘れた頃に思い出したように読んで新鮮な気分を味わう」読書を

していると、いつまで経っても記憶に残りません。

『読んだら忘れない読書術』

もっともベーシックなものを実践してみました。

それは
「マーカー読書術」です。
受験生のように蛍光ペンを右手に持ち、

気づきがあったところに

どんどんマーカーを引いていくだけのものです。

1回目は黄色、2回目は赤とマーカーを引いていくと、

スルスルと記憶に残る読書に変わるではありませんか。

これは高校時代にやってみたかった読書術です。

「本は大切な宝物」
ある意味、本は本当に大切なものではありますが、

もっと大切なことは

「書かれてある内容を記憶し、自分の血肉にすること」だと、

改めて気づいたいのです。

折り目もつけず、汚しもしなかった読書を

ずっと続けてきた私には、

蛍光ペンでマークをするのはとても勇気が要ります。

だからこそ、新鮮な気持ちでどんどんと記憶に残るのだと思います。

本書には、マーカー読書術はほんの数ページしか書かれていません。
他にも数多くの役に立つ読書術が書かれています。

本が好きな人ならなおのこと、

本が嫌いな人もすぐに何か読みたくなることでしょう。

何を尋ねてもすぐに答えを出してくれる著者、

精神科医の樺沢紫苑先生のアウトプットの質と量は、

この本に書かれてある読書術(インプット)から生まれるのだと

知ることができました。

賢くなって、自己成長をし、素敵な人生を歩めるための読書。
これからも楽しく本が読めそうです。

読んだら忘れない読書術
読んだら忘れない読書術 樺沢紫苑

サンマーク出版 2015-04-14
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「読んだら忘れない読書術」樺沢紫苑著


子どもの頃から本だけは身近にたくさんありました。
7つ上の兄がいたお陰で、対象年齢より少し上の本もたくさん。

伝記や、「こどものなぜなぜ」みたいな本から、百科事典や動物百科事典などの大人が読んでもおかしくないような本もあれば、少年ジャンプや少年チャンピオンのような週刊漫画や単行本漫画までも。

友達が遊びに来た時に、「伊東くんの家は図書館みたいやな」と言ったこともありました。

そんな環境で育ちましたし、内容を問わず、本だけは欲しいだけ買ってもらった記憶があります。

今でも就寝前には本を1時間か2時間は読まなければ寝られない習慣になっています。

今までの私にとっては、単行本の漫画も、学術的な参考書も「手に入れた本=宝物」でしたので、折り目もつけず、大切に大切に取り扱

ってきました。

漫画のカバーが少々破れただけでも、修繕し大切に保管です。

そのような読書スタイルだったのですが、この本を読んでからそのスタイルが変わりました。

漫画の単行本ならいざ知らず、自己成長するための本は「本自体が宝物」ではなく、「本の内容こそ宝物」という意識で読むようになりました。

読んだら忘れない読書術

樺沢紫苑​先生の最新作
『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版​)

読書家とまでは自称しなくても、本を読むのが当たり前の生活をしていながら、読書を「愉悦に浸る」時間としてだけに使っていました。

もちろん、私にとっての読書は、寝る前にリラックスできるお手軽ツールですし、何度も読んで知識を蓄えるものですが、さらに読書量を増やすことができ、自己成長につなげることができる『読書術』を手に入れました。

多くの本を読んでいながら、「読んだつもり」になっていた読書が多かったと気付きました。

つまり、本に書かれてある著者の「言いたい事」が全部身についていなかったと言うことです。

せっかく読んだ本です。
内容を忘れてはもったいないです。
著者の長年の経験や蓄積された知識を、ほんの数時間で身に付けることで、人類最先端の知識を蓄えることができます。

この本を読んだ機に、今まで絶対にやらなかった「ダーティー読書術」(98ページ~)に挑戦中です。

「本自体が宝物」の私にとっては、宝物にマーカーを引いたり、メモを書いたりすることは、「やってはいけない禁断の行為」でした。

赤と黄色の蛍光ペンを買ってきて、大切なところや気づいたところ、覚えたい単語にマーカーで線を引きます。
やってはいけないと思い込んでいた行為をやってみると、これは面白い。

みるみる本の内容が脳にインプットされていきます。

今までうろ覚えだった脳内物質のアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、エンドルフィン、そしてオキシトシンのそれぞれの特徴が頭にスッと入ってきました。

読書が習慣づいている人も、読書習慣がない人も、勉強中の中高生も、ちょっと今読んでいる本を置いといて、本書を読んでみると良いでしょう。

あっという間に重版が決まり、売れに売れている理由がお分かりになるかと思います。

「(読んだ)満足感に浸る」読み方から、「記憶に残る」読み方に変わることでしょう。

「記憶に残る」読書術こそ、「情報」ではなく「知識を得る」賢い大人の読書術だと言えます。