クセトレのすすめ


【クセトレのすすめ】

カラダに良いと分かっていても、「それが続かない」ことが悩みになっていませんか?

 

私は、「カラダの硬さが疲れの原因の一つ」と提唱しています。

その一つの活動が「今日の簡単セルフケア」シリーズですが、皆さん見るには見るけどチャレンジし続けないというのが本音ではないでしょうか?

 

「継続は力なり」という言葉は耳タコで知っているのですが、

「継続は苦手」と最初から白旗を上げてしまっていませんか?

 

「私は継続が苦手」と言ってる人は、自分の実績を過小評価しすぎる傾向があります。良く言えば「謙虚・控えめ・おとなしい」のですが、それでは自分に自信が持てなくなってしまい、ネガネガな気持ちになってしまします。

 

最後に歯磨きをしたのはいつでしょうか?

お風呂に入ったのはいつでしょうか?

最後にシャンプーをしたのはいつでしょうか?

 

よほどのことがない限り、24時間以内に1回はやってませんか?

 

歯磨き、入浴、シャンプーなど、衛生面で「良い」とされていることは誰でもやっています。

習慣化されていないと「面倒臭い」と思います。

まだ生活習慣が確立されていない小さなこともは「イヤイヤ」と拒否することもありますが、親が根気強く習慣化しようとあの手この手で教育しますね。

そしていつの間にか、生活の中での「当たり前」になっているものです。

クセトレのすすめ

ハードルを上げすぎているのが原因

「ストレッチをしましょう」と提案された多くの人が、「イヤだなあ」と思うことでしょう。

そもそもストレッチやヨガなどの柔軟性を高める系のエクササイズが好きでしたら、普段から姿勢もいいでしょうし、肩こりや腰痛に悩まされることもありません。

 

「イヤだなあ」と思った時の頭の中では、どのような絵が思い浮かんだでしょうか?

フィットネスクラブに行って、ストレッチのスタジオレッスンを受けている姿でしょうか?

それともお風呂上がりにたっぷりと時間を使って優雅にやっている姿でしょうか?

 

想像した自分の姿が、「ありえない!」と思った人は、ハードルを上げすぎているのです。

「何回」「何時間」と、勝手にルールを決めてしまったので、「イヤだなあ」と拒否反応が出てしまったのです。

 

自分で決めた「何回」「何時間」の縛りを、一旦取り外しましょう。

バテバテママに過酷なストレッチは似合いません。

ではどうすれば良いのか

「新しく習慣づける」には努力が必要です。

この「努力しなければならない」と思うことが、あなたの「イヤだなあ」を引き出してしまいます。

だから「努力」してはいけません。

頑張ってはいけないのです。

 

身につけてもらいたいのは「条件反射」なのです。

梅干しを見たら唾液が出るように

赤信号を見たら止まるように

「条件反射」は生まれつきの性格や資質に関わらず、トレーニングによってできるようになります。

 

抱っこやおんぶが必要な子どもがいるママでしたら、子どもに触れない日はありませんね。

ママの疲れの原因である「子どもとの触れ合い」そのものをトレーニングにしましょう。

 

「子どもに触れたら一回ストレッチをする」のです。

 

おっぱいを飲ませてゲップさせて寝かせたら一回

オムツ交換をしたら一回

抱っこしてあやしたら一回

 

大切なのは、「一回」です。

そこで「10回頑張る!」としないことがコツです。

今はヘンシンすることよりも、「条件反射」「習慣づけ」が大切ですので、無理してイヤになることを防ぎましょう。

 

クセにすることのトレーニング(=クセトレ)は、出来てくると相当強い力になります。

 

もちろん、「ストレッチが好き」「気持ち良い」と感じたら、どんどんやってみましょう。

 

今日より明日、今年より来年の方が元気になるためには、やはり今日の過ごし方が大切です。

過去は関係ありません。

「今」は未来を作ります。


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