「めいっぱい」「めいいっぱい」正しいのはどっち?


「めいっぱい」「めいいっぱい」正しいのはどっち?

 

やっちまった!
正しくは「やっちまってた」(微妙な違い)

ず〜っと、「めいいっぱい」と言ってました。
す〜っと、「めいいっぱい」と書いていました。


漢字で表記すれば「目一杯」なので、「めいっぱい」が正しいのですが、
私は生まれも育ちも大阪です。

大阪弁の特徴として、「『一文字』の単語は伸ばす」というのがあります。

例えば、
「歯を磨く」は「はあみがく」と表現します。
(一文字の単語の後の「を」は、伸ばした音にくっつくことが多いです。)

「目が痛い」は「めえいたい」と表現します。
(一文字の単語の後の「が」は、伸ばした音で推測します。)

「木みたいだね」は「きいみたいやな」と表現します。

「毛が抜けた」は「けえぬけた」と表現します。

つまり、「目」は一文字の単語なので、伸ばします。

ですから、「目一杯」は「めいいっぱい」または「めえいっぱい」になるのです。

推測ですが、「めえいっぱい」より、「めいいっぱい」と書いた方が、正しそうに見えるから「めえ」とはならないかと思います。

著名なお医者さんの本を読んでいて、
「めいっぱい」と表記されていました。

「あれ?間違ってるところ発見!」と嬉々として調べてみたら、
自分の日本語力が足らなかったのですね。

いや〜
読書って勉強になります(笑)


「舌鼓」正しく読めますか?


味覚の秋到来♪
美味しいものがたくさん出回って嬉しいですね。

美味しいもので幸せ感いっぱいのとき、
「舌鼓を打つ」と表現しますが、

この「舌鼓」
正しく読めますか?

舌鼓

日本語の読み方のことなら
NHK放送文化研究所に聞いちゃえ!とサイトを覗くと
ありました!

Q:おいしいものを食べたときなどに使われる表現に「舌鼓を打つ」という言い方がありますが、この「舌鼓」について[シタツズミ]と[シタズツミ]の二とおりの読みを耳にします。放送での読み方は、どのようにしているのでしょうか。

A:「舌鼓」の伝統的な読みは、[シタツズミ]です。これに加えて慣用的な読みの[シタズツミ]も一般に広く行われているため、放送では(1)[シタツズミ](2)[シタズツミ]にしています。

引用元はこちら→NHK放送文化研究所

つまり、
伝統的にはシタツズミ
慣用的にはシタズツミ

要するに、
「どちらでもよし」ということだそうです。

時代が下って未来にはどうなっているのでしょうね。

美味しい秋見つけて、秋の味覚を堪能しましょう♪