息子の旅立ち直前


赤ちゃんの時にはミルクを作って飲ませ
 
幼児期には離乳食、そして取り分けての食事
魚の目玉が大好きで、嫌いなものはなく、薄味が好み。
 
そんな食事を一緒にしてきた息子との、最後の夕飯が今日でした。
 
生まれた時から食卓を一緒に囲み、その日のたわいもない出来事を話し、テレビのクイズ番組を競争して答え、笑いが絶えない夕飯の連続でした。
 
「一緒に食事をする」
当たり前の日常の積み重ねができることが、どれほど幸せな日々なのかを改めて実感できました。
 
難関の医学部に合格し、入学が決まって喜びにあふれていたのも束の間。
 
とうとう一緒に食事をする最後の日がやってきました。
いつも通りの普段の食事。
鮭を焼いたの、こんにゃくの煮物、もやしとほうれん草のナムル、大根の煮たの、息子が作ってくれた蕗味噌。
 
今日は新生活に向けて細々としたものの買い物を一緒にしました。
 
ほんの6年前には手を繋いで買い物をしていたのにね。
 
大きくなっても、大好きな耳かきはお父さんが担当。
受験勉強で肩や腰がカチカチになったときには遠慮がちに「ちょっと治して…」と頼ってくれて嬉しかったな。
 
新生活で緊張の連続かと思うので、私からはリラックスグッズの耳かきや爪きりのセットをプレゼントしてあげたところ、思いのほか大喜びしてくれました。
 
どこに出しても恥ずかしくない、褒めるところしかない子に育ってくれて本当に嬉しいです。
 
小学校に入学する時は保育園から同じ子はゼロ。
マンモス校で一から友達を作りました。
 
中学も知ってる子はほぼいなく、ゼロから友達作り。
中高一貫を途中で抜けて、高校受験をしたので中学の同級生はゼロ。
でも卒業時にはかけがえのない友人がたくさんできました。
 
きっと大学でもすぐに友達ができて、青春時代を謳歌してくれることでしょう。
 
なーんにも心配はしていません。
 
明日は巣立ちのとき。
大阪経由で香川県に出発です。
 
「頑張れよ」より、「楽しんでこい」と送り出す予定です。
 
子育てを心から楽しませてくれたことに感謝です。


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