小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない / 鳥海佳代子著 / マキノ出版


目次

【小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない】

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【こんな本】

(Amazonでの商品紹介より抜粋)

いらない薬、いらないワクチン教えます

「熱冷ましについて、こんなに詳しく聞いたのは初めて! 」
「ワクチンの方針を迷っていたけれど、心から納得できた! 」

お母さんたちから「なんでも聞きやすい」と言われ、
診療時間が長くなることもしばしば。
年間1万人以上の子どもを診察してきた現役小児科医が、
薬やワクチンの是非について
本音で語ります。

「私なら9割の薬は捨てる」
「我が子には接種させたくないワクチン」
「患者思いの医者かどうかの見分け方」
など、
2児の母でもある著者が教える、
“医者いらず”の子どもに育てる最善の方法とは?

主な内容

【薬】
・子どもに処方される薬の9割は不要?
・抗生剤はかぜに効かない?
【病院】
・「内科小児科」の看板には要注意?
・診察室で親が必ずすべき質問とは?
【ワクチン】
・インフルエンザワクチンは効けばラッキー?
・「接種させない」と決めたら気をつけることは?
など、
大切な子どもを守るために
知っておいてほしいことが満載です。

書籍情報

【書籍名】小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない (いらない薬、いらないワクチン教えます)
【著者名】鳥海 佳代子
【出版社】マキノ出版
【出版日】2016年10月15日
【オススメ度】★★★★★
【こんな時に】子どもが病気になってお医者さんにかかる前に知っておくべき知識
【キーワード】小児科 薬 ワクチン
【頁 数】184ページ
【目 次】
第1章 その薬、本当に必要ですか?
第2章 子どもが熱を出すのは良いこと
第3章 「医者いらず」の子どもに育てる方法
第4章 やむをえず医者にかかる際の注意点
第5章 ワクチンはあくまで「効けばラッキー」
第6章 子どもを信じて守れる親になろう

書評

ウイルスと細菌の違いを知っている親がどれだけいるでしょうか?
熱が出たらとりあえず抗生剤を飲ませている親は、けっこういるかと思います。
子どもの熱を下げることが、親のつとめであり、熱が下がればすべてよしと思っている親も多いのではないでしょうか?

本書では、
「こんな場合は薬じゃなくて水分補給ですよ」
「夜間救急に駆け込む必要はありませんよ」
「いいクリニックはここを見ればわかる」
「ワクチンは満点の予防ではありません。親がしっかりと知識をつけましょう」
現役の小児科医で、2児の母親だからこそ、本音で教えてくれる情報がわかりやすく書かれています。

ビジネスに徹するクリニックの院長だとしたら、
とりあえずの薬を処方していることでしょう。

時間をかけて親に正しい知識を提供する鳥海先生の説明は、
限られた受診者(の親)しか聞くことができません。

「子どもを健康にしたければ親が賢くなりましょう」と、
丁寧に説明している長い時間をこの一冊に込められたとの想いが伝わってきます。

儲かっていない(失礼!)けれど大人気の小児科の先生が語る本音の部分。
薬、病院、ワクチンのことが「親目線」で理解すると、最高の子育てができると思えた一冊です。

今回のまとめ

お医者さんであり、お母さんである著者だからこそ、
どちらの本音も語れます。
親がしっかりと知識をつけ、よいお医者さんとお付き合いができれば
子どもは一層健康に育つことでしょう。

今回紹介した本

 

小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない (いらない薬、いらないワクチン教えます)
小児科医は自分の子どもに薬を飲ませない (いらない薬、いらないワクチン教えます) 鳥海 佳代子

マキノ出版 2016-10-15
売り上げランキング : 11842

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