頑張らない英単語記憶法 / 西澤ロイ著 / あさ出版


目次

【頑張らない英単語記憶法】
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【こんな本】
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脳の効果的な使い方を知るだけで、スイスイと英単語が記憶できる画期的な英語学習の一冊

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■書籍情報
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【書籍名】頑張らない英単語記憶法
【著者名】西澤ロイ
【出版社】あさ出版
【出版日】2016年10月27日
【オススメ度】★★★★★
【こんな時に】英単語を効果的に覚えたいとき
【キーワード】英単語、記憶法、英語学習
【頁 数】227ページ
【目 次】
Chapter1 英単語が自然と覚えられる心構え
Chapter2 使える知識を身につけるための効果的な覚え方
Chapter3 ボキャブラリーを“増やす”
Chapter4 ボキャブラリーを“深める”学び方
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■書評
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29年前、30年前に英単語を必死で勉強しました。
現役の時は志望校は全滅!
志望校合格のキーとなる科目はどれも英語だったのです。
中学から学んだ教科の中で、英語が一番好きだったのですが、チャランポランと過ごしていた高校時代程度の学習では到底関西4私大には届きませんでした。

1年浪人したのち、やっとこさ大学に合格し、入学を果たしたのですが、浪人時代の思い出が全くありません。
有意義だったのか無駄だったのか、それすらも覚えていないほどの1年でした。

とにもかくにも、何とか「英語重視」の入試を突破した身ですが、今となっては「もっと効果的な学習方法があったのでは?」と思える次第です。

努力、根性、ひたすら読む、ひたすら書く、そんな猪突猛進の学習方法だったような気がします。
あの時、この本に出会っていたら…
読み進めるほどに、そう思えます。

本書では、今まで苦労した英単語の記憶法のみならず、あらゆる(記憶が大切な)学習にも対応できるような方法が、科学的かつ分かりやすく解説してあります。

「頭がいいから英単語が記憶できる」のではなく、「正しい方法でやるから英単語が記憶できる」と、誰でもすぐに実践できる英単語の記憶法、そしてあらゆる分野での「記憶法」が書かれています。

記憶法のいろんなメソッドも大いに有効であると納得して読み進められました。
さらに、他の学習、学びについても、下記から素晴らしい気づきを得られました。

Chapter4 Lesson13トライするからこそ、実のある学びが得られる

しかし本来、子供が言語を身につけるプロセスを振り返ってみてください。障害などがなければ「できるようになって当然」かもしれませんが、それと同時に「いきなりでなくても当然」です。例えば2歳児が「靴下」のことを「つくした」などと言ったら、微笑ましいと思いませんか?

英語は外国語です。間違えて当然ですし、知らなくても当たり前。そしてマスターするには長い時間がかかることに対し、「話せるようになりたい」「もっと上達したい」と思えることって素晴らしくありませんか?

このように書かれてあります。
語呂合わせやひたすら書きまくる記憶法もありでしょうが、実のある学びを得るためにもぜひ多くの方が本書から学びを深めてもらえたらいいなと思いました。
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■今回のまとめ
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「ひたすら読む、ひたすら書く」の時代ではありません。
自分が受験勉強をしていた頃からすると、ずいぶん脳科学も発達し、効果的な学習方法が発見されています。
現時点において、本書ほど最先端の脳科学を駆使した英単語の記憶法の本を知りません。
英単語や他の学習においても、画期的で素晴らしい方法が分かりやすく書かれてあります。

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■今回紹介した本
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頑張らない英単語記憶法
頑張らない英単語記憶法

西澤ロイ

あさ出版 2016-10-18
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