「深呼吸で瞬時に体の状態を変える」【自律神経をコントロールする方法】シリーズ35


35深呼吸

緊張したとき、

深呼吸をすると心が落ち着くのは、

末梢の血液量が増加するからです。

心に余裕があったり、

安心したりしているとき、

人の呼吸はゆっくり深くなりますが、

緊張すると無意識のうちに速く浅い呼吸に変わります。

極度に緊張すると

「頭が真っ白になる」

いわゆる「フリーズ」状態になります。

足がすくんだり

顔色が悪くなったり

考えられなくなります。

これは、極度の緊張により

呼吸が浅く速くなり、

体も頭も血流量が減少し

低酸素状態になることにより起こります。

このような状態のときには、

自律神経のバランスが極端に崩れてしまっています。

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血管を広げる副交感神経がゼロに近く

血管を収縮する交感神経が100に近い

とんでもなく極端な割合をイメージしてみてください。

私たちは経験により、

「ゆっくり大きな呼吸」をすることで、

この極端な緊張状態が緩和することを知っています。

35瞑想

呼吸法を大切にするヨガ

大きく域を吐きながら筋肉を伸ばすストレッチ

手のひらに「人」という字を書いて飲み込むおまじない

どれも大きな呼吸を意識的にすることで

リラックスしたり、緊張状態からの解放を促します。

血流をコントロールするのは自律神経です。

自分で「血流よ!増えろ!」と思っていてもできるものではありません。

ところが、呼吸に関しては

「ゆっくり大きく呼吸をしよう」と思えば、

自分でコントロールしてできるのです。

普段は意識しなくても

吸ったり吐いたりできる呼吸は

自律神経のお陰ですが、

唯一、呼吸だけは

自分で回数や深さを調整できるのです。

頭が真っ白になってしまった(フリーズしてしまった)人がいたら、

背中をドンと叩いてあげることで

ハッと我にかえることができます。

「息を吹き返す」という言葉があります。

自律神経の働きで止まってしまった血流を、

自発的な動きができる「呼吸」により、

正常に近い状態にできるのです。

ヨガ、瞑想、座禅、ストレッチ…

呼吸法は今後もすたれることなく

人々のお役に立つことでしょう。


参考文献
なぜ、「これ」は健康にいいのか?
小林弘幸(順天堂大学医学部教授)著
サンマーク出版

なぜ、「これ」は健康にいいのか?
なぜ、「これ」は健康にいいのか? 小林弘幸

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